Masaki Koike's blog

編集などを生業としています。モヤモヤの吐き出し、触れたものやつくったものの所感の備忘録など。

小池真幸のプロフィール・主な仕事履歴(最終更新:2024/1/2)

 

プロフィール

サマリ

編集者。ウェブメディアから紙媒体まで、幅広くメディアづくりやコンテンツ制作を生業としています。最近の活動場所:PLANETS、De-Silo、designing、DIG THE TEA、MIMIGURI、公共とデザイン、インクワイアなど。横浜在住で、基本は首都圏で活動していますが、地方出張や海外出張などは柔軟に対応できます。お仕事のご相談は、TwitterのDMなどでお気軽にお待ちしております。

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得意・関心領域

これといった専門分野はないのですが、あえてジャンル名を挙げるなら、人文・社会科学系や、デザイン、ビジネスなどの領域でよく仕事をしています。抽象的に言えば、日常の中で、勉強すること、あるいは制作することがもたらす「救い」や「ケア」、「世界が広がる感覚」──もっと言えば「ひとはなぜ学ぶ/つくるのか」に興味があります。具体的なトピックとしては、哲学や美学、学習論、工芸、メディア論などにとりわけ関心があります。

できること(普段していること)

・メディア戦略策定・立ち上げ・運用(ウェブメディア/紙媒体)

・企画・編集・執筆(ウェブメディア/雑誌/書籍/冊子など)

イベントやPodCastへの登壇、企業のコンセプト策定/コピーライティングやPR/ブランディングの手伝いもたまに。同人活動もメディアやPodCast制作、勉強会や読書会などちょこちょことやっています。

今後やっていきたいこと

現状の延長線上で引き続き頑張るのはもちろん、それに加えて今後手を広げていきたいことは、書き手としては、いわゆるノンフィクションライター的な、一つの現象を多面的にリサーチ・取材して記事をつくるタイプの仕事。

ディアビジネスにもかねてより関心があるので、もっと経験を積んでいきたいと思っています。

それから2024年は、パブリッシャーとしての活動も始める予定です。

お仕事の受け方

お仕事を受ける際の基準は、まず何より自分の興味関心や問題意識に合うこと、そして一緒にお仕事をする人との相性を大切にしています。もちろん仕事として取り組む以上、然るべき対価もいただきたいですが、価格についてはそのときのファイナンス状況や案件状況にも鑑みて柔軟に対応しています(いちおう具体的な基準はあるのでお問い合わせいただければ回答します)。

また、リソース管理は慎重にやるタイプなので、リソースの都合上お断りや納期相談などをさせていただくこともよくあります。逆にいえば、一度決めた締切は基本守るほうだと思います。

略歴

1993年、神奈川県生まれ。川崎北部/小田急沿線で育ち、中高は鎌倉・湘南エリアまで通う。2017年、東京大学教育学部卒。政治思想・教育思想や、1970〜80年代の障がい当事者運動などを学びました。指導教官は、ハンナ・アーレントの教育思想やシティズンシップ教育などを研究する小玉重夫。新卒で、大学在籍時よりアルバイトしていたデジタルマーケティング系のスタートアップ企業にそのまま入社。アルバイト時代からあわせて、約3年間ほど在籍。主にマーケティング、新規事業の立ち上げなどを担当。

2018年より、編集者・ライターの長谷川リョーのもとで商業編集にも携わるように。半年ほど副業でかかわったのち、株式会社モメンタム・ホースの立ち上げと同時期にフルコミットに。2018年から2020年までの約3年間、経営や組織運営もお手伝いしながら、多数の案件でフリー編集者・ライターとしての経験を積み重ねました。

2020年にモメンタム・ホースが解散してからは、そのまま自営業に。現在に至ります。

仕事にそこまで関係しないことだと、テレビドラマや音楽鑑賞、お酒をはじめとした嗜好品やそれにまつわる場などが好きです。

 

近年の主な活動

アカデミックインキュベーター・プログラム「デサイロ(De-Silo)」

人文・社会科学分野の研究者を伴走支援し、社会との多様な接点をつくるアカデミックインキュベーター、一般社団法人デサイロ(De-Silo)にて編集統括。運営メンバーとして、情報発信まわりを中心に、人文・社会科学の振興にかかわる各種プロジェクトにかかわっています。活動の詳細は下記ページよりご参照ください。

desilo.substack.com

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批評誌「PLANETS」

評論家の宇野常寛さんが主宰する批評ユニットPLANETSにて、編集部メンバーとして、ウェブマガジン「遅いインターネット」をはじめとするWebメディア、書籍(単著)や雑誌「モノノメ」の編集を中心にかかわっています。

slowinternet.jp

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wakusei2nd.thebase.in

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デザインの可能性を探究するメディア「designing」

デザインの可能性を探究するメディア「designing」にて、編集部メンバーとして、企画や編集メインで活動。デザイナーをはじめとしたクリエイターや研究者への取材、記事の企画・編集、編集部の体制づくり、イベント企画・運営・司会などを主に担当。

designing.jp

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人と組織の経営コンサルティングファーム「MIMIGURI」

人と組織に対する深い洞察と専門知を有する経営コンサルティングファーム1の株式会社MIMIGURIの各種プロジェクトで編集など。主に、所属研究者/事業家の書籍執筆や発信のサポートや、メディア「CULTIBASE」でのコンテンツ制作など。

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「お茶の時間」を探求するメディア「DIG THE TEA」

「お茶の時間」を探求するメディア「DIG THE TEA」にて、嗜好品にまつわるコンテンツの企画・編集。飲食開発の実験企画にも関わっています。

digthetea.com

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その他

その他、各種メディアで企画・編集・取材・執筆。人文・社会科学やデザインだけでなく、ビジネス系なども。

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unique.kaonavi.jp

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cxclip.karte.io

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たまに書籍・単行本の編集協力や構成もしています。(最近はあまりしていません)

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同人活動

一部形になっているもの。他にも私的な勉強会や読書会など。楽しそうな企画には常に乗っかりたいです。

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執筆

「自炊者」の中断の原因でもある最近のバタバタの一つに、珍しくがっつりの執筆仕事に取り組んでいることがある。自分が書くべき文字数としては、たぶん3万字程度でめちゃ多いわけではないのだけれど、自分がよくやるいわゆるロングインタビュー記事ではなく、たくさん文献を読んだりいろいろな人にヒアリングをしたりして、その調査結果を提言としてまとめていくタイプのもの。今年に入ってから、リサーチやヒアリングを地道に進めていたのだけれど、ここ1〜2週間はついに執筆佳境に。とはいえ他の編集系仕事や取材、打ち合わせもあり、平日の日中はそこまで執筆時間が取れないので、基本的には平日朝と休日を執筆に充てることに。最近、ほとんどが編集仕事ばかりで、ここまで重い執筆仕事はほとんどしていなかったのだけれど、なんというか、やはり執筆というのは長距離走だなと痛感。そもそも、とある先輩も言っていたけれど、人間、一日に読める量と書ける量には上限がある。だから、朝イチのできるだけHPもMPもあるうちに、できる限り書き進める。そして、自分は何周も推敲を重ねるタイプなので、まずはラフにでも文章をつくり切ってしまうことが重要。でも、ここが本当にしんどい。自分が筆者として、しかも新たな提案をしていくようなテキストだと、いつも以上に緊張感も大きい。しかも昼過ぎから夜はMP的にも他の仕事の兼ね合い的にも、執筆とは別の仕事をしなきゃいけない。だから、まいにち午前中にコツコツと進めていくのが最適解になる。とはいえお尻もかなり詰まっているので、できる限り進捗は生みたい、という葛藤。編集ばかりやっている中でふだんはなかなか感じないけれど、執筆ってこんなに苦しいんだと改めて体感し、書き手の方々への敬意は増すばかり。でも、執筆でしか得られない快楽があるのもたしか。筆が乗っているとき、書き上げたときの感覚は、編集ではなかなか得られない。まぁうだうだ言わず、やるしかないのだけれど、なかなかふだんは感じられない感覚なので、ここに書き残しておきたい。今こそ、ライティングの哲学を読み返したい気持ち。

自炊者、休みます

ちょっと4月14日までバタバタすぎて、毎週新たな自炊チャレンジをしている(主に精神的な)余裕がないので、それまで自炊者チャレンジを休もうと思う。というわけで、4月後半に「第9章:煮る」から再開します。

 

『自炊者になるための26週』の実践を休むだけで、自炊自体はやっています。というかむしろ、当たり前のように毎朝の選択肢にパン食が入ってきていたり、自分の自炊生活が三浦哲哉に侵食されているのを感じてしまう……これが自己破壊か。

 

最近、忙しいなりに毎日楽しいし、ちゃんと新しい刺激も得られていて、それなりに充実しているとは思うのだけれど、根本的なしんどさや疲労感で蝕まれている感覚。でもあと1ヶ月は走り切る。終わったらちょっと休む。沖縄か小豆島に行く。

『自炊者になるための26週』実践編:第9週 煮る

ちょっとここから1ヶ月、諸々が重なり史上最大レベルの繁忙期になりそうで、とても優雅に自炊の探究なんかしている暇はないのだけれど、読んで頭に浮かべながら、日々の自炊をするだけでも良しとする。

 

というわけで先週は「煮る」。煮る、なんて味噌汁でも鍋でも死ぬほどしてるので余裕かと思いきや、まさかのポタージュをつくれと。機器がなかったのと、そもそもポタージュにするならポトフや鍋、味噌汁にしたいと思ってしまうので、今回はスルー。まぁ、日々煮ているしオッケーということで。

 

今週はまだ項目すら確認していない。

『自炊者になるための26週』実践編:第8週 焼く

先週とてもバタバタで、土日も仕事で、それなのにステーキを焼けというオーダー。まぁ無理だったので、一日繰り越して今日に。

 

ステーキ肉とか買いに行くの面倒だなぁと思っていたら、本当にたまたま、昨年10月に亡くなった大叔父のお葬式の香典返しでもらった黒毛和牛ステーキが冷凍庫にあることに気づき、昨晩寝る前に冷蔵庫にうつして解凍。これを焼くのを楽しみに、一日頑張った。

 

そしてなんとか今日も仕事を終えて、自炊タイム。ステーキなので、赤ワインを買いに行こうか昼間に少し迷ったが、昨日オレンジワインを開栓してしまったのと、そもそもバタバタでそんな時間がなかったので諦める。代わりにIPAで合わせようかと思い、まずは料理中酒として金麦をあけるも、ここをオレンジワインにすべきだったと後悔。結局、飲みきれず、食中酒にもなった。

 

さて、三浦の手順通り、フライパンでステーキを焼く。牛脂などを要求されず、オリーブオイルとバターで焼くというのが好印象。ちゃんとアロゼもやってみた。正直、ステーキは外で食べたいなと思っていたが、なるほどたしかに自分で焼くからこその楽しみはある。肉を焼くの、シンプルだかとてもワクワクする。たしかに三浦の言う通り、何かプリミティブなところが刺激される感覚。亡くなった大叔父に感謝しながら、焼いていく。

 

付け合わせには、さっそく先週の学びを活かして、隣のコンロで、かぶと大根の蒸し野菜をつくる。三浦チルドレンになったようで悔しいが、たしかに蒸し野菜はラクで美味しい。今回は酢醤油

 

さて、そんなこんなでステーキが焼き上がる。ようやく食べ始めようとしたとき、とある問題に気がつく。

 

ナイフがない。うちにはナイフがない。バターナイフか包丁しかなく、いわゆるテーブルナイフがない……いかに普段の食生活に向上心がないかがよくわかる。

 

でもないものは仕方ない。なんとかやりくりして食べる。ステーキはさすがにおいしかった。でも焼いているときのほうが快楽度が高かった気もする。

 

まだステーキは3枚あるので、いろいろと焼き方を実験してみたい。あ、ナイフも買わなきゃね。

 

次は「煮る」。一番馴染みはあるけど、油断は禁物。というか今週、ゆっくり煮ている余裕なんてあるのだろうか……。

 

 

『自炊者になるための26週』実践編:第7週 蒸す

なんとか遅れを取り戻すべく、先週分を一応やったのでメモ。本当は昨晩書く予定が、久しぶりにソファでお酒飲みながら寝落ちしてしまい、たくさん寝たけれどだるい身体を朝風呂で調整しながら。

 

今週のテーマは「蒸す」。ようやく実践編に入っていった。野菜、あるいは白身魚を蒸す、というオーダー。

 

Amazonで1000円くらいの、フライパンを蒸し器化する器具を購入。いつもは味噌汁に入れるかぶを蒸す。指示通り、白い器に盛り、オリーブオイル、この前味噌汁週で買った中川政七商店のちょっといい麦味噌、近所のブックカフェのご夫婦にいただいた長崎土産のちょっといい塩で食べる。たしかにこれはいい。なんとなく素材の味を最大限楽しんでいる感じになるし、調理もラク。オレンジワインにも合う。

 

ひとしきり楽しみ、締めにおそらく今期ラストの、リュウジのキムチチゲ。飲み物は金麦にシフト。これはこれでやはり爆発的な快楽。

 

そうしてひとしきり堪能し、満足した気持ちで、あと少し残っていたブラックラディ旧ボトルを雑なトワイスアップにして、100分de名著のローティ回の続きを観る。そうしたら、満腹感と疲れと酔い、そして心地よいナレーションに誘われ、気づいたら夜中になっていた。寝落ちって何でこんなに気持ちいいのだろう。

 

今週も引き続きバタバタだけれど、発散はできたので頑張ります。次回は満を辞して「焼く」。

 

『自炊者になるための26週』実践編:第6週 買い物

ちょっと明らかにバタバタで全然更新する気力と時間が捻出できず、先週分が金夜になってしまった。今週はちょいサボりで簡潔に。

 

要は、目利きせずにちゃんと旬の良いものを手に入れられるよう、専門店の行きつけをつくれ、そのためには労を惜しむなという話。

 

近所はわりと専門店が多く、魚屋も肉屋も八百屋もあるのだが、なんだかんだスーパーで買ってしまう。先週はそこから冒険する余裕もなかったのだが、魚屋や肉屋でお惣菜を買ってみたらやはり美味しかった。こういう活用法だってある。

 

あ、でも実は近所にナチュールワインのインポーターがあり、週に3日だけ店舗を空けていることを知り、そこでオレンジワインを買ってみた。結果、素晴らしかった。少しIPAや日本酒も置いていた。ここは通いたい。これで一応履修したことにしてほしい。

 

今週はまだ読めてすらいないが、なんとか何かはしよう。