Masaki Koike's blog

編集などを生業としています。モヤモヤの吐き出し、触れたものやつくったものの所感の備忘録など。

「習慣」を通じた政治の可能性

今週も、ひたすらに仕事を進める。あと1週間ほど頑張れば、ようやくトンネルを抜けられそうな見込み。でも、今週はとにかくテレカンと執筆・編集ばかりで、精神的になかなかきつかった。編集や執筆という仕事は、世界を文字やせいぜい画像という枠に当てはめていく、ただでさえデジタルな営み。それがコミュニケーションも全てデジタル上になると、身体性が皆無でかなりきつくなる。

 

今週はリリースしたものがなかったので、中身の漏洩にならない範囲で、仕事しながら考えていたことを。

 

今週特に考えていたのは、「習慣」について。とある仕事で、民主主義について正面から考え直しているのだけれど、そこで「習慣」が一つのキーワードとして浮かび上がってきた。プラグマティズム保守主義、一見するとまったく結びつかない二つが、「習慣」を媒にしてつながる。自分はもともと、本来的な意味での保守主義に非常に関心が高く(右派というわけじゃないです。あくまでもエドマンド・バーク以来の保守主義に、ということです)、常に頭の中にあったのだけれど、それがプラグマティズムとつながる。具体的な話をできないのがもどかしいけれど、おそらく9月頃には表にできるはずなので、詳しくはまたその時に。先週のブログで書いた「生活を通じた社会運動」の話にもつながるけれど、日常に根ざした社会への関わり方というものが、自分の関心の軸にあるのかもしれない。

slowinternet.jp

 

さて、今週はひたすらに集めた素材を文章にしていく作業。デジタルの波に疲れないよう、適度に身体性を感じながら、頑張ろう。