Masaki Koike's blog

編集などを生業としています。モヤモヤの吐き出し、触れたものやつくったものの所感の備忘録など。

2024-01-01から1年間の記事一覧

執筆

「自炊者」の中断の原因でもある最近のバタバタの一つに、珍しくがっつりの執筆仕事に取り組んでいることがある。自分が書くべき文字数としては、たぶん3万字程度でめちゃ多いわけではないのだけれど、自分がよくやるいわゆるロングインタビュー記事ではなく…

自炊者、休みます

ちょっと4月14日までバタバタすぎて、毎週新たな自炊チャレンジをしている(主に精神的な)余裕がないので、それまで自炊者チャレンジを休もうと思う。というわけで、4月後半に「第9章:煮る」から再開します。 『自炊者になるための26週』の実践を休むだけ…

『自炊者になるための26週』実践編:第9週 煮る

ちょっとここから1ヶ月、諸々が重なり史上最大レベルの繁忙期になりそうで、とても優雅に自炊の探究なんかしている暇はないのだけれど、読んで頭に浮かべながら、日々の自炊をするだけでも良しとする。 というわけで先週は「煮る」。煮る、なんて味噌汁でも…

『自炊者になるための26週』実践編:第8週 焼く

先週とてもバタバタで、土日も仕事で、それなのにステーキを焼けというオーダー。まぁ無理だったので、一日繰り越して今日に。 ステーキ肉とか買いに行くの面倒だなぁと思っていたら、本当にたまたま、昨年10月に亡くなった大叔父のお葬式の香典返しでもらっ…

『自炊者になるための26週』実践編:第7週 蒸す

なんとか遅れを取り戻すべく、先週分を一応やったのでメモ。本当は昨晩書く予定が、久しぶりにソファでお酒飲みながら寝落ちしてしまい、たくさん寝たけれどだるい身体を朝風呂で調整しながら。 今週のテーマは「蒸す」。ようやく実践編に入っていった。野菜…

『自炊者になるための26週』実践編:第6週 買い物

ちょっと明らかにバタバタで全然更新する気力と時間が捻出できず、先週分が金夜になってしまった。今週はちょいサボりで簡潔に。 要は、目利きせずにちゃんと旬の良いものを手に入れられるよう、専門店の行きつけをつくれ、そのためには労を惜しむなという話…

『自炊者になるための26週』実践編:第5週 基礎調味料

毎週これを書くという縛りがあるせいで、少なくとも週イチはブログを書くことになり、結果的に近況報告みたいな感じになっている。いつもだいたい夜に疲労困憊の中、無理やりお酒を飲みながら書いているのだけれど、今日はめずらしく、昼間に更新。自営業と…

『自炊者になるための26週』実践編:第4週 セブンにもサイゼリヤにもない風味

一面の雪景色となったこの二日。幸い、外アポがなかったので家から一歩も出ず、たまに外の雪景色を楽しむというきわめて都合のいい過ごし方をさせてもらった。ただ、むしろ家から出る余裕もないくらいの作業と打ち合わせに忙殺され、ヘトヘトだ。自炊を楽し…

エレピ、吉祥寺、ラー油

イベントやクラファン追い込みで怒涛だった一週間を終え、昨日今日はたくさん寝たり、家事をしたり、マッサージに行ったりしつつ、ウィークデーでたまった細かな仕事を片付けたり、podcastの収録をしたりしていた。やや疲れは取れてきたものの、まだ身体も重…

『自炊者になるための26週』実践編:第3章 風味イメージ

今週あまりにバタバタで、なかなかブログを書く時間と気力がなかったのだけれど、神経症的な気持ち悪さが勝ち、疲労困憊の中、白ワインで気つけをしながらなんとか書く。 この第3週、この本で一番面白い章というか、最も核になる章なのだが、ちょっとそれに…

『自炊者になるための26週』実践編:2 においを食べる

さて、自炊者になるための生活も第2週が完了。先週のパンに引き続き、今週は白米。といっても、白米の炊き方に関してはわりと一般的な解説が少しあるだけで、どちらかといえば人間が「においを食べる」という営みのメカニズムの解説がメインの章。料理を味わ…

『自炊者になるための26週』実践編:1 においの際立ち

2024年の目標の一つに、「自炊者」になる、というものがある。言い換えれば、昨年末に刊行された三浦哲哉『自炊者になるための26週』を実践する、というものだ。 www.asahipress.com 僕はもとから自炊はどちらかといえばするほうで、仕事が立て込んでいると…

松の内、Aメロ、やっこ

いつの間にか松の内が過ぎ、「あけましておめでとう」が消えた。今日うっかり言ってしまったけれど。でも、今年はちゃんと1/7に正月飾りを外し、1/8に近所の神社のお焚き上げに託せた。 新年早々立て込み、今日は疲労困憊の中でたまたま耳にした、あいみょん…

マス、ルーティン、上海小吃

大変な年明けになってしまったけれど、なんとなく近況を書き残しておく。まず大晦日はやや追っかけで観た紅白(の後半)が素晴らしく、近年稀に見る出来だと思った。YOASOBIの批評的でクールで熱いあの大団円はもちろんのこと、NewJeansの熱さ、キャンディー…