Masaki Koike's blog

編集などを生業としています。モヤモヤの吐き出し、触れたものやつくったものの所感の備忘録など。

『自炊者になるための26週』実践編:第8週 焼く

先週とてもバタバタで、土日も仕事で、それなのにステーキを焼けというオーダー。まぁ無理だったので、一日繰り越して今日に。

 

ステーキ肉とか買いに行くの面倒だなぁと思っていたら、本当にたまたま、昨年10月に亡くなった大叔父のお葬式の香典返しでもらった黒毛和牛ステーキが冷凍庫にあることに気づき、昨晩寝る前に冷蔵庫にうつして解凍。これを焼くのを楽しみに、一日頑張った。

 

そしてなんとか今日も仕事を終えて、自炊タイム。ステーキなので、赤ワインを買いに行こうか昼間に少し迷ったが、昨日オレンジワインを開栓してしまったのと、そもそもバタバタでそんな時間がなかったので諦める。代わりにIPAで合わせようかと思い、まずは料理中酒として金麦をあけるも、ここをオレンジワインにすべきだったと後悔。結局、飲みきれず、食中酒にもなった。

 

さて、三浦の手順通り、フライパンでステーキを焼く。牛脂などを要求されず、オリーブオイルとバターで焼くというのが好印象。ちゃんとアロゼもやってみた。正直、ステーキは外で食べたいなと思っていたが、なるほどたしかに自分で焼くからこその楽しみはある。肉を焼くの、シンプルだかとてもワクワクする。たしかに三浦の言う通り、何かプリミティブなところが刺激される感覚。亡くなった大叔父に感謝しながら、焼いていく。

 

付け合わせには、さっそく先週の学びを活かして、隣のコンロで、かぶと大根の蒸し野菜をつくる。三浦チルドレンになったようで悔しいが、たしかに蒸し野菜はラクで美味しい。今回は酢醤油

 

さて、そんなこんなでステーキが焼き上がる。ようやく食べ始めようとしたとき、とある問題に気がつく。

 

ナイフがない。うちにはナイフがない。バターナイフか包丁しかなく、いわゆるテーブルナイフがない……いかに普段の食生活に向上心がないかがよくわかる。

 

でもないものは仕方ない。なんとかやりくりして食べる。ステーキはさすがにおいしかった。でも焼いているときのほうが快楽度が高かった気もする。

 

まだステーキは3枚あるので、いろいろと焼き方を実験してみたい。あ、ナイフも買わなきゃね。

 

次は「煮る」。一番馴染みはあるけど、油断は禁物。というか今週、ゆっくり煮ている余裕なんてあるのだろうか……。