Masaki Koike's blog

編集などを生業としています。モヤモヤの吐き出し、触れたものやつくったものの所感の備忘録など。

今日は自宅作業とテレカンの日だと思いきや、昨日の夜寝る前に急に、ランチアポの予定があったことを思い出す。よく一緒に仕事する人との予定で、ふだんは基本的にGoogleカレンダーの予定に招待しあっているのだけれど、うっかりお互い招待せずにお見合いしていた。でも不思議なもので、人間はしっかりギリギリで思い出すようにできている。潜在記憶が引き出されたような感覚。

 

 

本当に非の打ち所がないような"いけてる人"というのはたしかに存在する。これはいわゆる仕事における能力やアウトプットとは全然別軸、な気がする。そして大抵、そういう人はいい人だ。初対面でもひしひしと伝わってくる、"センスの良さ"と"余裕"。30過ぎてもこんなことを言っているのが情けないけれど、いまでもそういう人に会うと、尊敬の念とともに、なんだか申し訳ないような気分になってしまう。そういう人を過剰に理想化してしまうのも、自分の偏見にすぎず、付き合えば付き合うほど、愛すべき人間らしさが見えてくるであろうこともよくわかる。でも、なんだか「生きててごめんなさい」的な気持ちになってしまう。でも逆説的に、そういう感情をいつまでも大切にしたい、とも思う。「大人になる」ということが、昔からすごく嫌いだ。何も尾崎豊的価値観というわけではなく、それは冷笑や諦観と紙一重だからだ。

 

 

人生の中でもベスト3に入るレベルで大好きなドラマ、『最後から二番目の恋』がなんと10年ぶりに続編制作の噂。楽しみ以外の感情がない。もはや期待を裏切られる怖さすらない。あの世界をまた創ってくれること、そのことがただただ嬉しい。