Masaki Koike's blog

編集などを生業としています。モヤモヤの吐き出し、触れたものやつくったものの所感の備忘録など。

鯉の記憶

最近、なぜだかあんまり調子がよくない。

 

仕事関係では比較的いい感じで、いい仕事もできてるし、いい人間関係も築けていると感じる。知的好奇心やコンテンツ欲もしっかりある。

 

でも、なんだか根本的なメンタルの状態があまりよくない気がする。プライベート面の要因があるのだろうか。

 

昼間は仕事のアドレナリン、夜はアルコールの酩酊作用によって隠されているものの、それによってごまかされている感がすごい。

 

今日は午後に少し余裕ができて、アドレナリンのない日中を久しぶりに過ごしたところ、とても気分が沈んできた。

 

……と書くと、なんだか構ってちゃんか、そろそろやばい人みたいに思われるかもしれないが、まぁ自分なりに手は打てているのでご心配なく。というより、本当にやばかったらブログなんて書けない。

 

何が言いたかったかというと、アドレナリンというものとの付き合い方は難しいなということ。

 

アドレナリンというものは、放出されているときは幸福感があるし、たしかにいい仕事の起爆剤になることもあるが、やはり反作用がつきものだ。

 

そういえば以前、ドーパミンに頼ることの危険さにかこつけて、カネコアヤノをほめそやすだけの記事を書いた。

日常と祝祭。その二項対立を解体する、カネコアヤノという示唆について|小池真幸|note

 

アドレナリンに頼らずともヘルシーに仕事し、暮らすこと。それを目指すべきとわかっていながら、目の前のことに追われていると、ついついアドレナリンに頼ってしまう。ましてや、アルコールとの組み合わせなんて、最悪だ……。

 

 

 

 

いま、このブログはスマホで書いている。近所のよく行くクラフトビール屋。飲み物も料理も美味しいのはもちろん、会話したい気分のときはたくさん話せるし、今日のようにあまり元気がない日は察してくれてほとんど話さずにも済む。

 

 

 

こんな状態なんだけれど、明日から3日間、秋田に行く。旅行でも出張でもなく、知人の実家の旅館に泊まる、という建てつけ。まぁ、旅行なのだろうか。日中は仕事もするけれど。

秋田に行くのは人生で二度目。小学生の頃、家族ぐるみで仲のいいグループがあって、そのうちの一人の実家が秋田にあった。スキー旅行に行くついでに、すごい立派な日本家屋に泊まった記憶がある。玄関先で飼っていた鯉が、夕飯のきりたんぽ鍋に入っていたのは驚いた。美味しかったけれど、とても脂が多かったのを、なんとなく覚えている。