ここ数日、いつも以上に妙に、街の中にある何ともない光への感度が高まっている。
いま絶賛話題になっている、三宅唱『ケイコ目を澄ませて』を年末に観て、その16ミリフィルムでの圧倒的に美しい都市の映像に浸った影響、だろうか。
年末年始で実家に帰ったとき、初詣ついでに近所を散歩していたら、やたらといくつもの風景が目についたので、スマホで写真を撮った。特にニーズがあるとも思えないが、ここに残しておく。
以下のエントリーにも書いたように、僕にとって「川崎北部」、もっと大きく捉えればニュータウン的感性からな逃れられない。でも、歴史性が希薄なこの土地にだって、歴史のかけらはあるし、歴史性が希薄だからこその美しさはある。
地元に友達がいない──川崎ノーザン・ソウル的リアリティ、サミットという「歴史」について|小池真幸|note
というわけで、地元の写真をいくつか。