昔から、12/26から31までの6日間がたまらなく好きだ。
クリスマスが終わり、イルミネーションが取り払われ、一気に厳粛に、「年の瀬」に突入するこの時期。
12月前半よりも、「よいお年を」がいっそうの切実さやリアリティをもって響いてくるこの時期。
空気が一気に澄んでくる感覚。
最終電車で、「よいお年を」と声をかけながら降りる人々を見て思う。
「よいお年を」は何度言ってもいい。でも、この12/26から31の、夜が深まった電車での「よいお年を」ほど、しみじみと切実なものはあまりない、と思う。